部下への注意の仕方が分からずどう伝えるのが正解なのか悩んでいます。私の部署には、業務上のミスや態度の面で注意が必要な部下がいるのですが、感情的にならずに冷静に伝

イライラした気持ちをそのまま相手にぶつけるようなことは絶対に避けるべきですが、一方でミスについてはちゃんとどこがどうだめでどのような迷惑が周りにかかっているかはしっかりと認識させるべきだとも思います。
人格否定とかは論外としても、ミスについて一緒に分析してどうしたら改善できるかをしっかり考えてきてもらうような対応は必要かと。

例えば学校のテストの点が悪かったとしたら、「なんでこんなのもわかんないの？」とか「こんな点数しか取れないなんて頭悪いね」とかそういうのは言っても意味なくて単に傷つけるだけですけど、Aの問題とBの問題のここが間違えていて、それはここの理解が足りないからで、この公式をちゃんと理解すれば次回からは間違えないよね！みたいなのは多少嫌な気持ちにさせてでも、やるべきだと思います。

まず、部下が何を考えながら仕事をしているのか、モチベーションはどうか。

そこをしっかりとヒアリングしてからでないと、なかなか改善にはつながらないと思っています。もしかたらやる気がないかもしれませんし、別部署に憧れている可能性もあります。

なぜ、ミスをしてしまう状況なのかと問い詰めるよりは、本当に趣味や仕事のことを聞き、どんな働き方をしたいのか聞くことも重要だと思うのですがどうでしょうかね。

一度、仕事は面白いと思ってもらえば、勝手に自分から改善していくと思います。やれ！よりも、自分で考えてやりがいを見つけてもらう方法がおすすめです！

失敗したりミスが多い部下に対して厳しく感情的に言ってしまうこともあるでしょう。自分自身の評価が下がるという側面もありますので冷静にしようと思っていてもついやさしくしようとしてもできないことは致し方ないことですね。

しかしそればかりが続くと部下のやる気が失せてしまい逆効果ですね。理想的には、感情を抑えて事実は冷静に伝え本人にどう感じていたかを確認し、一緒に改善策を練り、次はもっとよくできるようにしようと共有することも大事かと思います。

部下のことをしっかりと見ている、それを伝わるように言えば動いてくれる可能性は高まると思いますよ。Aという事柄を何かしてほしい際、それだけを頭ごなしに強く伝えてもあまり動かないですよね。なんだよ、と思われてしまうだけ。

なので、この業務ができることで次のステップに行くことができる、いつもできている君ならいける。わからないところはあるか、できる限りのサポートはしていく。

そんなかたちで寄り添った意見を伝えることで、部下にもすんなりと言いたいことが伝わっていくような気がしますがどうでしょうか。

いつも気にかけているよ、といった話を伝えましょう。

まずは頭ごなしに怒らないことが基本ですよね。取り合えあえず、ちょっと待ってねと言って自分の中でその部下に伝えるべきことを一旦整理する。

そして、ゆっくりと時間をとって部下に何が今問題なのかを理解してもらう努力をします。

部下自体、何が問題で怒られているのかわからないケースもありますし、こちらの言っていることを理解しないまま進めてしまうと問題が起こるかもしれません。

あくまで、何を言っているのか冷静になり、自分も相手も理解したといったテイで話を進めていく努力をしてみてはいかがでしょうか。

それなら、ぶつかることもないでしょう。

相手を萎縮させず行動改善につなげるためには注意をする場合相手を責めることではなく成長を促すことだと伝えます。

「あなたのことをおもっていっている」ことをきちんと伝えるようにしましょう。「あなたの味方」ということを知ってもらいましょう。

ミスがあった場合には、構造的にミスが起きづらい仕組みを考える方が早い気がしました。人が確認しなければならない点ももちろんあるんですが、誰が担当してもミスが起きずらい方法がないか、みんなで話し合うのもいいかもしれません。

態度の面は、本人が自分を客観的に見れてない場合があるので、「こういう人って困るよね。」って、客先の人にこういう態度の人がいた、みたいな話にして本人に聞かせると「自分もやってた」と素直に気づいてくれるかもしれません。