同じ部署の上司と部下、取引先、プライベートな関係など、さまざまなシチュエーションでゴルフコンペに参加する機会がある方も少なくないでしょう。
シンプルに参加者として参加するのであればいいですが場合によっては挨拶を求められる場合もあります。特に主催者だったり初心者は挨拶を求められやすく、どんな挨拶をすればよいか緊張してしまう事でしょう。
ゴルフコンペを行なう際、自らが主催者となった場合は挨拶を求められる事があります。特に何度も同じグループでゴルフコンペに出ていると幹事を任される事もあるため、挨拶は逃れられない状況となる事もあります。
どんな挨拶をしたらいいのか悩んだり、緊張してしまう方もいると思いますが、ゴルフコンペの挨拶は皆が楽しい時間を過ごしたいと考えて行なわれているものなのです。
ふさぎ込んだり、強い緊張が伝わったり、あまりに雑な挨拶ではいけません。できるだけ、ハキハキと元気よくユーモアを交えた挨拶が求められます。
主催者だった場合にゴルフコンペではどういった事を伝えればいいのか、どんな挨拶をしたらいいのか、簡単に例文を見ながら考えていきましょう。
「本日はお忙しい中、○○主催のゴルフコンペにご参加いただき誠にありがとうございます」など、挨拶の始めの言葉は参加者の方々に感謝の気持ちを伝える事が重要です。
基本的にゴルフコンペは休日に開催される事が多く、皆貴重な休みを削ってやってきています。ゴルフコンペは早朝に起きて朝からスタートする事がほとんどなので感謝の気持ちをまずは伝えましょう。
「本日のスケジュールを簡単にご説明いたします」といった感じにスケジュールも伝えておくと、その後参加者の方々も行動がしやすくゴルフコンペ自体もスムーズに進みます。
基本的に、参加者へは当日になる前や当日に予めパンフレットなどを手渡しているかと思いますが、言葉で伝えた方が意識に登りやすいのでおすすめです。
ゴルフコンペの挨拶で注意したい点は「仕事の話を中心に盛り込む」という事です。一応休日の楽しみという事になっているので、仕事については触れずにゴルフについて挨拶をした方が良いでしょう。
仕事仲間や取引先とゴルフコンペに参加していても、できるだけ仕事の話は避けた方が無難です。もし触れるとしても「本日は仕事を忘れて…」と参加者をリラックスさせるような挨拶であれば良いでしょう。
あまりに時間を使った長すぎる話や、あっという間に終わってしまう短すぎる挨拶はあまりよくありません。ほどほどの長さに収めておき参加者の士気を高めるというイメージで挨拶をしてみましょう。
主催者や幹事のように、コンペの主体となっている方であれば気が楽なのですが、初参加の場合でも挨拶を求められる事が少なくないので他人事だと思わず注意が必要です。
ゴルフコンペに初参加するという立場で挨拶をする場合、基本的に自己紹介をしっかりとし、職場での所属などを伝えるだけで結構です。この時、参加者の方々に強い印象を残そうとしたりするのはNGです。
印象や爪痕を残したいという方もいますが、ここでは余計な事をいわずに、すんなりと挨拶をした方が好感を持たれるのでそういったやり方で対処しましょう。
ゴルフコンペの閉会の時に主催者の挨拶の流れで初参加メンバーの挨拶を求められる事があります。この時も、名前と所属、そしてゴルフ歴や当日のゴルフコンペを楽しめた事などを簡潔にまとめれば問題ありません。
全体的に参加できて良かった、たのしかったというような簡潔な感想と、感謝の意を示す事で印象がよくなり、安心して次回のコンペにも参加できるようになるでしょう。
ゴルフコンペの司会になった時、段取りを全て任される事もあるでしょう。挨拶を全て自分ができればよいですが、プライベートではなく会社のコンペだった場合はそれなりの順番で挨拶を進める事もあります。
大切なのはどういった流れでゴルフコンペの司会進行をしていくかの把握です。最初に開会の挨拶から始まり、幹事さん、そして社長といった流れで挨拶をしてもらうのが良いでしょう。
挨拶の流れや順番の把握のほか、乾杯の音頭も先に決めておくとスムーズに運びます。会食、成績発表、閉会の挨拶という流れをきっちりと守る事できれいなゴルフコンペになるはずです。
ゴルフコンペの締めの挨拶をする際、まずは「ゴルフ談義に花が咲いているところ大変申し訳ありません」という明るい口調で始めてください。
お開きの時間となった事を伝えてゴルフコンペについて解説し「お帰りには十分おきをつけください」という参加者への労いの言葉を添えた挨拶であれば好感をもたれます。
当日あったいろいろなエピソードなどを踏まえる必要はありません。プライベートの仲であればいいですが、会社で行なわれたゴルフコンペにそういった計らいは不要ですので注意しましょう。
ゴルフコンペの挨拶は全てシンプルで簡潔な方が良いのですが、仲間内だったり会社内でも信用を築くために開催されるものであれば多少のユーモアを交えるのは必要です。
挨拶をする上で一番大事な事は参加者の気分を盛り上げる事です。例えば雨が降っていても「今回はあいにくの雨模様ですが、この天候をあえて味方につけてみるのも」といってみたり。
天候が悪い場合であってもネガティブな挨拶ではなく、ポジティブ側に持っていきましょう。明るく楽しいゴルフコンペをつくっていきましょう。