還暦同窓会「乾杯の挨拶」「締めの挨拶」例文から基本的なマナーをチェックし作成

還暦同窓会「乾杯の挨拶」「締めの挨拶」例文から基本的なマナーをチェックし作成

還暦同窓会の幹事を任された場合、どのようなお話をすればいいのか?また久しぶりに会う人たちに緊張してしまい、失敗してしまわないだろうか?など沢山の不安を抱えてしまう方もいらっしゃるかと思います。

還暦同窓会の挨拶について、挨拶文を考えるポイントや注意点、挨拶の例文をご紹介いたします。

還暦同窓会の挨拶とは?

還暦同窓会の挨拶とは?

還暦(60歳)になると、会社を定年になった人や、そろそろ定年になる人など、昔より時間に余裕が出てくる方もいらっしゃるため、同窓会が増えてきます。還暦同窓会の幹事となった方は、初めに乾杯の挨拶をする事が一般的です。

還暦同窓会の流れについて

還暦同窓会の一般的な流れは、以下の通りです。

1.開会宣言

2.開会挨拶

3.先生参加の場合は先生からの挨拶

4.乾杯

5.食事歓談

6.余興があれば余興

7.食事歓談

8.中締め挨拶

9.閉会宣言

還暦同窓会の挨拶文のポイントと注意点

還暦同窓会の挨拶文を考える前に、ポイントや注意点をチェックしておきましょう。

自己紹介を入れる

還暦同窓会の場合、何十年もあっていない人も多いため、自己紹介を入れないと、誰だかわからないという場合もあります。初めにフルネームで自己紹介をしましょう。

長くなりすぎない

早く飲み食いしながらみんなと懐かしい話をしたいと思っているのに、スピーチが長すぎると印象も悪くなってしまいます。挨拶は手短に済ませておきましょう。

ユーモアな内容を入れてみる

勇気があるのであれば、ユーモアな内容を入れてみる事も、場がより盛り上がり、良いですね。注意しておきたいのは、伝わりにくいユーモアは気分を害してしまいます。ユーモアな内容を入れる場合は、「冗談だよ」とわかるような喋り方を心がけましょう。

参加者への感謝の言葉を忘れずに

同窓会参加者は、遠くからきてくれた人や、家事や仕事を早く切り上げてきてくれる人もいらっしゃいます。参加者へ、集まってくれたことに感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。恩師が出席している場合は、恩師へのおれいとねぎらいの言葉を忘れずに伝えましょう。

挨拶をする際はグラスを持ったまま

挨拶をする際は、グラスを持って立ち上がり、持ったまま挨拶をするのが基本的なマナーです。グラスは胸と、おへその間あたりの低い位置にキープしておくと綺麗な姿勢に見えます。

還暦同窓会の挨拶の例文について

還暦同窓会の挨拶の例文について

還暦同窓会の挨拶例文についてご紹介いたします。

例文①

みなさん、お久しぶりです。本日幹事を務めます○○ ○○と申します。みなさん、覚えていますか? 本日はよろしくお願いします。

さて、本日の同窓会には、私たちの恩師○○先生にも参加していただき、幹事一同感謝しております。そして、ご多忙の中、参加していただいた方々、本当にありがとうございます。

こうしてみなさんにお会いすると、小学校(中学校・高校など…)の思い出がよみがえってくると同時に若返ったような気持ちになる事ができます。

本日は、仕事や家事の事を忘れて、大いに語り合いましょう。

例文②

みなさん、お久しぶりです。本日幹事を務めます○○ ○○と申します。みなさん、覚えていますか? 本日はよろしくお願いします。

さて、本日の同窓会には、私たちの恩師○○先生にも参加していただき、幹事一同感謝しております。そして、ご多忙の中、参加していただいた方々、本当にありがとうございます。

こうしてみなさんにお会いすると、小学校(中学校・高校など…)の思い出がよみがえってくると同時に若返ったような気持ちになる事ができます。

本日は、仕事や家事の事を忘れて、大いに語り合いましょう。

例文③

本日はお忙しい中お集まりいただきまことにありがとうございます。

本日幹事を務めさせていただく○○と申します。みなさんお久しぶりです。

今日は卒業以来会っていないという方もいるほど、久しぶりな再開となりますが、学生時代にタイムスリップしたつもりで、楽しい時間を過ごしていただければと思います。それでは、本日集まっていただいた皆様のご多幸と○○小学校〇年〇組の同窓会を祈念いたしまして、乾杯!

還暦同窓会の締めの挨拶について

還暦同窓会には、締めの挨拶も必要です。集まっていただいたお礼をもう一度して、機会があればまた集まりましょうなどの言葉を入れると良いでしょう。

締めの挨拶のポイント

還暦同窓会の締めの挨拶のポイントは

  • 今後も長生きしようね
  • お互い生存確認をしながら
  • 手短に

「今後の健康と長生きを祈っています。」という言葉をいれると良いでしょう。始まりの挨拶の時と同様、長くなりすぎず手短に挨拶を済ませましょう。

例文

みなさん、楽しい時間はあっという間で、お時間が来てしまいました。本当にあっという間でしたね。

本日は、沢山の方に参加していただきありがとうございました。また先生方もお忙しいところ、本当にありがとうございます。

そして、次回いつになるかわかりませんが、またこのような楽しい同窓会を開きたいと思っています。

それでは皆様の今後のご健勝を祈って、誠に勝手ではありますが、閉会の挨拶とさせていただきます。(手締めをする場合はここで「それではここにお集まりの皆様のますますのご多幸を記念し、1本締め(1丁締め、三本締めでも可)をさせていただきます。さて、みなさまお手を拝借。よぉ~。」

を入れる。)

本日は本当にありがとうございました。

感謝の気持ちを伝える

感謝の気持ちを伝える

還暦同窓会の挨拶では、もちろん基本的なマナーも大切ですが、参加してくれた方々に感謝の気持ちを伝えるという事です。久しぶりに会うと言っても同級生なのですから、あまりかしこまらない話し方で、時には冗談や思い出話を入れたりして笑いを取ったりと、場の空気を盛り上げたりするのも良いでしょう。

どんな挨拶をすればいいかわからないという方は、ここで紹介した例文も含め、さまざまな例文を参考にして考えてみる事をおすすめします。