職務経歴書の書き方を業種別に解説・ポイントとコツを掴んで見やすい文を簡単作成

職務経歴書の書き方を業種別に解説・ポイントとコツを掴んで見やすい文を簡単作成

企業の求人に応募する際に、履歴書だけでなく職務経歴書の提出を求められる場合があります。履歴書は書いた事があっても、職務経歴書は書いた事がないという方もいるのではないでしょうか。職務履歴書の書き方のコツや、そもそも職務履歴書って何なの?の疑問もお答え致します。

就活に必要な職務経歴書について

就活に必要な職務経歴書について
就活に必要な職務経歴書について

職務経歴書の書き方が分からないという方に必見です!職務経歴書の書き方は難しくありません。用意する場合はより印象が良くなる様に職務履歴書を用意しましょう!

これから勤めたい企業に提出する書類ですので、アピールするうえで書き方にはコツがあります。職務経歴書の業種別の書き方や自己PRなどのコツなどについて解説していきます。

【簡単】職務経歴書とは?自己PR文などの書き方のコツを解説!

求人情報誌や転職サイトなどの求人・転職媒体で見つけた求人に応募する場合や、ハローワーク(職業安定所)で紹介してもらった求人に応募する際に、職務経歴書の提出を求められる事があります。

求人活動をする際は、職務経歴書での自己PRのコツや書き方などは知っておいた方が有利に働く可能性が高いので書き方の知識を身に付けましょう。

職務経歴書とは?

職務経歴書とは、これまでの業務経験や有しているスキルや能力を雇用する側が確認するための書類です。企業としても求人を出すからには潜在能力の高い人材を求めています。

求人で応募してきた方と初めて会って、具体的にこれまで何をしてきたのか、どのようなスキルを持っているのかという事については、その場では分からない為に基礎的に求人を行った方が判断材料とし求める事があります

面接で内容を聞いたとしても、その場で実際に従事しているわけではありませんので、企業側としても判断するには難しいといえます。そこで企業側が採用の参考にする資料が職務経歴書となります。

職務履歴を確認する事で、どの様な職務を行っていたかなど、判断材料を飛躍的に増やせる為に企業側は職務履歴書を参考や評価の基準としたい場合に必要な提出書類となります。

職務経歴書の内容に含ませる4つの内容

①職務経歴

②その職歴でのPRポイント

③資格・スキル

④自己PR

上記の4つを記載する理由は、これまでの経歴やスキルなどについて、企業側へアピールする必要があるためです。採用する企業側も職務経歴書に記載してある内容を見て、面接に来た方の意外なスキルが求人に結びつくケースも少なくありません。

一見業種とは関係ないようなスキルでも内容に含ませておく事をおすすめします。アピール出来るポイントはアピールを行いましょう。

職務経歴書の書き方のコツとは?

職務経歴書の項目ごとに書くときのコツについて解説していきます。職務履歴を記載する場合にはコツを掴んで求人している企業に効率的にアピールを行う必要があります。適当に書いた職務履歴書よりも相手が欲しいと思う人材に出来る限り近づくのが、採用への早道となります。

職務経歴書で職務経歴を書くときのコツは?

職務経歴書で職務経歴を書くときのコツは、まず、別紙に概要をまとめる事です。具体的には、これまで勤めてきた勤務先ごとに、勤続年数、会社名、規模、事業内容、携わってきた業務内容などを記載してまとめておきます。会社の規模や実績などの数字で表せるものは、数字を記載すると企業側にも伝わりやすくなります。

別紙に記載する際は順不同で雑記しても構いませんが、実際に職務経歴書に記載する際は、なるべく時系列順に記載するようにしましょう。

職務経歴書で自己PR文を書くときのコツは?

職歴のPRポイントとは、職務経歴書に記載した過去の職務経歴での実績や成果を分かりやすく伝える事です。その実績や成果を上げるために工夫した点や意識した事もアピールするとよいでしょう。

あまり長々と書く事はおすすめしませんが、要点をしっかりとまとめて、企業側に分かりやすく簡潔にする事が大切です。実績や成果は簡潔に書き、工夫した点や意識した場面をアピールしましょう。

職務経歴書を資格・スキル書くときのコツは?

人によってさまざまな資格やスキルを有している事でしょう。基本的に、職務経歴書に記載すべき資格やスキルは、応募先に関連する資格やスキルです。すべてが関連する資格やスキルとは限りません。

直接関係しない資格やスキルでも、間接的に企業先でも活用できる場面があります。例えば、調理師の資格を有していても、福祉で活用されないわけではありません。

取得している資格やスキルについては、いつどんなときでもアピールポイントとなる場合がありますので、職務経歴書に記載しておくのもコツの1つといえます。単純な内容を記載する用紙と思わずに自分の自信がある事や良い所を洗い出して、シンプルに簡単にアピールポイントを正確に伝える様に心がけましょう。

職務経歴書で自己PRを書くときのコツは?

職務経歴書での自己PRを記載する場合は、文章と箇条書きを組み合わせて書く事をおすすめです。例えば、自己PRに必要な長所と短所はまとめて雑記するのではなく、長所と短所をそれぞれ箇条書きにして、詳細を後述するとよいでしょう。

この書き方は、自己PRを分かりやすく企業側に伝えるためのコツといえます。応募先どの接点や、自分の特徴、仕事に対するスタンスなども記載しておくとよいです。

「自分が企業に勤めて何に貢献できるのか」という事をテーマにPRすると、企業側にとってもメリットを感じやすく、採用される可能性が高まります。

用紙に自己PRだらけにならないように簡潔にシンプルにアピールする必要があります。長々と自己PRを書くのではなく、簡潔に伝わる様に自己PRを描く様にしましょう。

職務経歴書を書く際のポイントはたった1つ!

職務経歴書を書く際のポイントは、「職務経歴書を見る採用担当者に、分かりやすい内容にする事」です。簡潔な文章と箇条書きを組み合わせながら記載していく事が大切です。見やすいレイアウトにする事も心がけましょう。

職務経歴書の枚数が多過ぎたり、長々と文章が記載されたりしていると、採用担当者によい印象を与える事ができません。A4用紙1枚にまとめるか、多くてもA4用紙2枚程度でまとめるようにしましょう。

職務経歴書の記入は手書きでなくてもOK!

職務経歴書は手書きである必要はありません。手書きの方が企業側に与える印象がよいのは確かです。採用担当者が読みにくい字を書いても意味がありません。綺麗な字に自信がないという方は手書きにこだわらなくでもよいでしょう。手書きで書く際は、企業側にも読みやすく丁寧な字で書く事は意識するように心がけてください。

業種で職務経歴書の書き方が異なる?

業種で職務経歴書の書き方が異なる?
業種で職務経歴書の書き方が異なる?

業種で職務経歴書の書き方が異なる?

打ち出すポイントが異なりますので、業種や働き方により、書き方に工夫が必要となります。全然、関係のない業種や働き方に対して自己PRを行っても効果が薄いので、自分の業種や得意な事を踏まえた求人に応募したい場合は、職務履歴書は受ける企業に合わせて書く様にしましょう。

一般事務の職務経歴書の書き方

応募先が一般事務である場合、どのような事務的スキルを持っているか、過去の事務職でどのような経験を積んできたのかなど、企業側にもメリットを感じるようにアピールしましょう。すでに取得したスキルを実際に仕事で活用した経験がなくても、取得している事務関連のスキルがあれば必ず書くようにしましょう。

家庭や学校でパソコンを使用した経験がある場合も、職務経歴書に記載する事でアピールポイントに繋がる事があります。事務職は、正確性や几帳面さもアピールポイントとなります。その他、調整力や業務効率の意識の高さ、粘り強さ、ホスピタリティ、積極性なども、採用担当者によいイメージを与えます。

職務経歴書に長々と挙げる事はよくありませんが、具体的なエピソードを交えて3つ程度までなら記載しても問題ないでしょう。事務職は、会社の規模によって仕事内容が大きく異なります。そのため、これまで勤めてきた企業や部署の規模、自分の役割を過不足なく明確に記載しておく事も大切です。

営業職の職務経歴書の書き方

営業職にはさまざまな職種があります。具体的には、個人営業やサービス営業、製品営業など、さまざまな営業職に分岐されますが、応募先が営業職である場合の職務経歴書を書く際のポイントは、これまでの勤務で実践してきた工夫や戦略をアピールする事です。

「企画力」、「提案力」、「交渉力」などの能力や、コーディネートスキルを活かした具体的なエピソードがあれば、長文にならないように注意して記載しておく事をおすすめします。

技術職の職務経歴書の書き方

電気・機械・自動車などの技術職で、雇用側が求めるものは実務経験です。これまで技術職の職務経験があれば、その職務経歴、取得しているスキルや資格を記載する事は必至です。その他、実務経験だけでなく、経験に基づいて身につけた知識についてもアピールポイントがあれば記載しておくとよいでしょう。

技術職の場合は特にスキルをアピールする事が効果的で募集企業にも分かりやすいPRになります。

アルバイトの職務経歴書の書き方

これまでに正職に就いた経験がなく、アルバイトのみの経験しか積んでいない方は、職務経歴書の書き方に困る事があるでしょう。なかには、アルバイトの職務経歴を記載しても、採用担当者に「アルバイト経験は役に立たない」と思われてしまうかもしれないと、思ってしまうかたもいるかもしれません。

職務経歴書に記載する事でアピールポイント

アルバイトの職務経歴は役立たない。そのような考えを持っている方は、ここで改めましょう。アルバイトの経験も実績として職務経歴書に記載する事でアピールポイントとなります。特に、応募する企業にとって活かせる経験であれば、通常の職務経歴として認められるケースも少なくありません。しっかりと、アルバイト経験の詳細も職務経歴書に記載しておくようにしましょう。

3カ月以上のアルバイト経験は記載する

応募企業で生かせる経験でない場合でも詳細な事まで記載する必要はありませんが、どのようなアルバイト先でどのくらい働いていたかなどは職務経歴に記載しておくべきです。目安として、離職期間中に3カ月以上のアルバイト経験である場合は、必ず記載しておきましょう。

3カ月以上のアルバイト経験があるのに、それを記載しない場合は、採用担当者に離職期間が長かった、ブランクが長いといったイメージを与えてしまいます。特にアルバイトに対して職務履歴書の提出を求める場合は、前の仕事を辞めた期間や辞めた理由など様々な確認とし行われる場合が多いです。

職務経歴書は見やすいPRしやすいデザインを選ぼう!

職務経歴書は、様式(フォーマット)が定められているわけではありません。採用担当者が分かりやすく、見やすいレイアウトの様式(フォーマット)を選ぶようにしましょう。

職務履歴書のテンプレートはPRや業種により使い分けよう

職務経歴書は様式(フォーマット)が定められているわけでもありませんが、書くべき内容はしっかりと理解しておく必要があります。手書きである必要はありませんが、手書きで職務経歴書を提出する事は、社会的にも常識として捉えられています。

職務経歴書を記載するならやはり手書きがおすすめです。企業毎に決まったテンプレートを用意している場合もありますので、確認する様にしましょう!

ハローワークに書き方を教えてもらう!

ハローワークに書き方を教えてもらう!
ハローワークに書き方を教えてもらう!

職務履歴書の無料テンプレートと、職務経歴書の書き方や書く際のコツ、ポイントについて解説してきましたが、さらに詳しく職務経歴書の書き方などを知りたいという方は、ハローワークの担当者に質問してみると丁寧に教えてくれる場合があります。職務履歴書を作成する場合でも業種や雇用形態に合わせた提出が必要となる場合があります。

募集内容や職務履歴に合わせたアピールしやすいテンプレートを利用しましょう!

職務経歴書は手書きで書いた方が良い?入力するだけ?

職務経歴書は手書きで書いた方が良い?入力するだけ?企業によりますが、基本的には現在は入力した内容を提出しても問題はありません。字が綺麗であるなどアピール出来る部分でもありますので、下書きで入力し用紙に直接、手書きで書いて提出すると好印象を与える事も可能です。

字が汚い、下手な場合は手書きの指定がなければ、エクセルやワードに入力するだけで作成し提出をオススメ致します。代筆などは使わない様にしましょう。