皆忙しく働く職場の中で、全然仕事をせずにサボる人や怠ける人が一人や二人いないでしょうか。サラリーマンなど、会社に所属している方であれば、“同じ給与をもらっていてあれは酷い”とか“あれで高給取りなんてあり得ない”など、日々不満を抱えているかもしれません。
職場にいるサボる人の特徴と対処方法を紹介していきます。職場のサボる人へどのように対処すべきか、そのポイントを解説していきましょう。サボる人の事を知る事で、人間関係を良くして業務や仕事が滞らない様にしましょう!
蟻の集団で有名な法則論ではありませんが、複数人の人間が集えばサボる人は一定数出てきます。例えば社会全体を見てもそうですが、国民の100%がフルで働いているわけではありません。
何もしていない方もいれば、事情があって動けない方など、いろいろな人がいてひとつの社会が成り立っているのです。働いている人がその働かない人の分をカバーしているといった、こういった構造も見て取れるでしょう。
職場で働かない人を見て、頭ごなしに怒ることは意味をなしません。法則論として成り立ってしまっているものを、無理に自分の理想に変換しようとしても無駄なのです。
サボっている人がいることで業務が遂行できない、事業に支障が出ているといった場合は問題でしょう。対処法を、詳しく後で解説していきたいと思います。実際には上手にサボっている人がいると自分のやる気も無くなる事もありますが気にしないのが一番です。
職場のサボる人について考える時、まずなぜその人はサボッているのか考える必要があります。その人たちの特徴を掴むことにより、サボる人への対処法が完成するからです。ここからはサボる人の特徴について見ていきましょう。
サボる人というと、手を抜いて遊んでいるといったイメージがあるかもしれません。実際に、そういったずるい人もいると思いますが、本人たちもできれば時間を忘れるほど熱中して人生をすごしたいと思ってるのではないでしょうか。
こういった人たちの特徴として、集中力が続かないといった特徴があると考えられます。同じことを1時間続けていれば、誰でも飽きと疲れが襲ってくるでしょう。
それが2時間なのか、3時間なのか人によって変わりますが、集中力が途切れた後、なかなか気持ちが復活しないこともあるかもしれません。仕事に対してのやる気の問題ではなく集中力が切れてしまい心理的にやる気が出なくてサボってしまう場合もあります。
サボる人は、どうしても仕事への集中力が続かず、結果的にぼーっとしているところを、サボっているサボっていると思われてしまっているのかもしれません。良い事ではありませんが、今は電池が切れている…と思ってみると、やや態度が軟化するのではないでしょうか。
職場でサボる人は、ある意味で効率的な考え方をしている方かもしれません。世の中は8割程度のやっている人と、2割程度の何もしていない人でできています。
サボる人というのはその2割に位置することを理解しており、何もしていないといったことが考えられます。ある意味で職場のサボる人は打算的です。少しでも時間が空いたら仕事を探し、徹底して時間内に働く人もいます。
サボる人はその時間を有効に使うというよりは、“自分のすべきことは終わっているから、余計なことはしたくない”といった発想なのです。サボる人が思う余計なことは、たしかにプラスアルファの作業であることから、してもしなくても給与は変わりません。
評価は変わってくるかもしれませんが、そういった出世のために上司にアピールする…といったことすらも無意味と考えているフシがあるのではないでしょうか。
自分が頑張らなくても、廻っているのであればそれでいいではないか。これが、サボる人の発想と考えてもいいのかもしれません。自分が怠けても仕事や業務が回るなら仕事をしないという考え方ですね。実際には他の人が働いている事で自分が仕事をしなくても回っている場合にはサボりたいと言う心理が働く人もいます。
職場でサボる人の中には、長年その会社で働く方も少なくありません。上司が何もしない、給与を多く貰っているのに何もせずに雑談ばかりで使えない。
偉いサボる人も多いのではないでしょうか。部下とすれば頭を抱えたくなる事例ですが、実際にその人たちを動かすのは困難です。
“長年このスタイルでやってきて、問題を起こしたことはない”といったスタンスであることから、サボると考えています。例えば、お手洗いを掃除しないことは大変不潔ですが、掃除しなくても利用できればよいと考える方もいるでしょう。人から見たらサボってるように見えるけど、その人はサボっている気がない場合も。
実際に数十年使えているのだから、今さら頑張る必要はない。といったところでしょうか。サボることはやめて動いてほしいといっても、蓄積されたサボりくせが付いているので意味がありません。結局、また時間を見つけてはサボりに出掛けてしまうことでしょう。
職場のサボる人をどうにかしたい。そう考えている方は多いでしょう。なかなか数年以上サボり癖をつけている怠ける人に、サボるなといっても効き目はないでしょう。ひとつだけサボり癖を直し、さらにその人らしい仕事をしてもらう方法があります。
職場でサボってばかりの人をカバーするためには、まずその人にルーティーンの仕事を振るといった方法があります。サボりくせのある方は自分で仕事を見つけるような仕事に向いていません。
しなければいけない、といった厳しい決まりを与えなければ動かないため、結果的にサボッてしまうのです。サボるということはその仕事を一生の仕事として誇りを持っておらず、うまくその日を過ごせればよいと考えている人たちです。
会社の中枢を担うような業務を任せてもメリットはありません。ルーティーン業務を振ったり、その人だけが担当する重要な仕事を任せてください。
しなければならない仕事であれば、不思議とサボる人は動きます。それが、サボる人への最大の対処法と考えられるかもしれません。
職場には、何だかんだ理由をつけて業務をサボる人がいます。サボる人や怠ける人は居ると考え、その人に特別な業務などを与えるように対処することができます。自分が頑張っているとイライラとしてしまいますが適当に仕事を割り振ってほっておくのが一番ストレスが溜まりません。