社会人になると、身につけるものにも気を使わなければいけません。出勤時の服装や身だしなみ、おしゃれでも限度があるなど、細かいマナーがあることもたくさんあります。
その中でも、常に持ち歩いていたいアイテムが「ハンカチ」です。ハンカチは手を拭くためだけではなく、汗を拭ったり時には汚れを取り除いたりと、ビジネスシーンでも万能なアイテムです。
ビジネスシーンで持ち歩くハンカチにもちょっとしたマナーがあることをご存知でしょうか?ビジネスシーンでのハンカチのマナーについて解説いたしますのでぜひ参考にしてみて下さい!
ハンカチは手を拭くだけではなく、汗を拭いたり汚れを拭き取ったりするためにとても役に立つアイテムです。ハンカチを持ち歩くのは必須とはされていませんが、社会人として最低限のエチケットとして持ち歩いておく方が良いでしょう。
ビジネスシーンで使用するハンカチの基本的なビジネスマナーについてご紹介いたします。
ビジネスマンが持つべきハンカチは
などの、ベーシックカラーなものを選びましょう。普段仕事でスーツを着用している場合は、スーツの色に合わせて選ぶといいですよ。
ハンカチは様々な柄のものが販売されていて、中にはかわいい物やかっこいい物など、思わず手に取りたくなるようなおしゃれなデザインのハンカチもありますよね。
ビジネスシーンで使用する場合、そういった物を使用するのは避けて、ベーシックな物を選ぶのがベストです。
ビジネスシーンで持つタオルの記事は薄いハンカチ(コットンや綿)にしましょう。タオル生地は吸水性も良く実用的でいいのですが、ビジネスシーンには不向きです。
タオル生地が好きだという方や、1日に手を洗う回数が多いという方の場合は、タオル生地と薄い生地の2枚を持ち歩いても問題ありません。
よく見るのが、ハンカチをポケットに入れている方ですが、これはNGです。特にスーツを着用している方はスーツのポケットにハンカチを入れてしまうとシルエットが崩れてしまいますので、基本的にはかばんの中に入れて持ち歩くように心がけましょう。
急いでいて、かばんに入れる余裕がない!という場合は、シワになりにくく比較的目立ちにくい上着の内ポケットに入れておきましょう。
ハンカチを持つ場合、以下のようなポイントを抑えておきましょう。
汗や水に濡れてくたくたになっているタオルを使っていると、あなたのイメージダウンにも繋がります。常に新しくきれいなハンカチを持っていられるように、かばんの中には2~3枚余分にハンカチを入れておくと良いでしょう。
濡れているハンカチや汗の匂いが付いてしまっているハンカチをポケットにしまうと、不衛生です。服も汚れてしまいますので、できれば汚れ物入れ用の袋を1枚かばんに入れておき、汚れたハンカチはその中に入れて持ち帰るようにしておくことをおすすめします。
汗を拭くときは、ゴシゴシと拭くのではなく、押さえて拭くのが基本とされていて、周りからの見え方もスマートです。ハンカチをすべて広げて拭くのではなく、広げずに四つ折りのまま使うようにしましょう。
ビジネスマンが持つハンカチの注意点は以下のとおりです。
スーツに合わない色のハンカチを持っていたり、キャラクター物のハンカチ、柄が派手なハンカチなどは、ビジネスシーンには不向きです。
基本的には
などのシンプルなハンカチを持ち歩くようにしましょう。
中にはハンカチに付く汗の匂いをごまかしたり、自分を落ち着かせるためにハンカチに香水をふっている方もいらっしゃいます。
ハンカチに香水をふってしまうと、汗の匂いと香水の匂いが混じって余計不快な匂いが漂ってしまう可能性が高いほか、香水の匂いが苦手な方も中にはいらっしゃいます。
香水はできるだけふらないようにしましょう。
お葬式の際は、ビジネスシーンとは違い「黒」か「白」どちらかのタオルがマナーとされています。一昔前は、白いハンカチがマナーとされておりましたが、近年では喪服に合わせて黒いハンカチもOKとされるようになっています。
デザインは基本的には無地のものですが、レースなど少々の装飾であれば許容範囲とされています。派手な装飾がされていたり、派手な色・デザインのものはNGです。
昔に比べ、マナーも少しゆるくなって来てはいますが、まだまだ細かいマナーがあることも事実です。たかがハンカチ1枚ですが、目上の方はそういった細かいところまでもチェックしている方も多いです。
そういった小さなところでも、あなたの評価は大きく変化しますので、しっかりとマナーを守れる社会人になれるよう意識して過ごしましょう!