遅刻をしたときの対応や連絡の仕方・注意点や管理の方法とマナーを合わせて解説!

遅刻をしたときの対応や連絡の仕方・注意点や管理の方法とマナーを合わせて解説!

社会人になると学校とは違い、遅刻をしたら大事になることもあります。絶対に遅刻だけはしたくない失態ですが、どれだけ気をつけていても遅刻をしてしまうことはあります。

遅刻をすると、取り返しは付きませんが、遅刻をするときの対応をどのようにしているかによって、あなたの評価は大きく変わります。具体的に遅刻をした時の対応とはどのようなことをすればいいのでしょうか?

遅刻をしたときの対応方法についてご紹介いたします。注意点やポイントも紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

遅刻をしないのが大原則

遅刻は会社に迷惑がかかるだけではなく、大切な取引先やお客様にも迷惑をかける他、信頼関係にも関わってくる問題となります。言うまでもなく、ビジネスマンとしての大原則が「遅刻をしないこと」です。

遅刻が続いていたり、時間ギリギリの行動になってしまっている場合は、普段の生活習慣を一度見直す必要があるかもしれません。遅刻をしないように、日頃から少し早めの行動を心がけておきましょう。

遅刻をしたときの対処方法

遅刻をしたときの対処方法
遅刻をしたときの対処方法

遅刻をしたときの対処法をご紹介いたします。

始業の10分前までには連絡をする

遅刻をしてしまうときは、遅くても始業10分前には会社へ連絡するようにしましょう。遅刻を伝える相手は、直属の上司やしかるべき人に電話で伝えることが良いのですが、やむお得ない事情があり、電話をするのが難しい状況にいる場合は先にメールを入れて、電話ができる状況になったら再度説明するようにしましょう。

どれくらい遅刻するかを伝える

遅刻を伝えるときは必ず「どれくらい遅刻してしまうのか」を伝えてください。伝える際には、ギリギリの時間を伝えずにある程度余裕を持った時間で伝えましょう。遅刻の原因が電車やバスの遅延によるものであれば、その状況をしっかりと伝えて、到着予定時間の目処が立てば再度連絡を入れるようにしましょう。

遅刻で埋め合わせが必要な場合はお願いする

遅刻により、自分の業務に間に合わないというときもあるかと思います。遅刻で埋め合わせが必要な場合は、どうにか同僚や先輩に引き継ぎをお願いしてみましょう。

遅刻をしないように心がけるポイント

遅刻をしたくてしているという方は、なかなかいないかと思います。遅刻グセがある方は、なんとか直したいと思っている方もいらっしゃるかと思います。

以下のようなポイントを参考に日頃行動してみることをおすすめします。

早めの出勤を心がける

朝の準備の時間に1時間を要する方の場合、バタバタせずに余裕を持って家から出られるよう、家を出る2時間前に起きて準備を済ませ、少し早めに家を出てみましょう。早すぎると会社が空いていないこともあるかと思いますので、会社には早くても30分前、遅くても10分前には到着できるように心がけましょう。

(会社で◯分前の出勤などのルールがある場合、それに従いましょう。)

時間管理・自己管理・健康管理はしっかりと

遅刻をしてしまった理由でよくあるのが

  • 体調が悪くて
  • 二日酔いで
  • 眠くて

です。これらのことは、しっかりと管理していても起こってしまう事もあれば、自己管理・健康管理がしっかりとできていないからこそ起こってしまう遅刻でもあります。常日頃、自己管理と健康管理を意識することが大切です。

特に時間管理は簡単ではありませんが、時間をきちんと読んで、常に余裕を持って行動することを心がけていれば、自ずと時間管理が身についていきます。

遅刻をしたときの理由について

一番リスクが少ないのは、理由をそのまま正直に話すことです。嘘がバレてしまった時には、遅刻以上に怒られてしまう可能性もあります。寝坊の理由が二日酔いなど自己管理責任で遅刻をしてしまった場合、なかなか言い出しづらい事もあるかと思います。

以下では、そんな言い出しづらい遅刻をした場合の理由についてご紹介いたします。嘘は良くないことを前提にチェックしてみてください!

寝坊をした時

  • お腹が痛くてトイレから出られませんでした…。遅刻します。
  • 靴ずれをしたため遅刻します。
  • 頭が痛くて、薬を飲みました。収まってから出勤するので遅刻します。
  • 朝起きたら少し体調が悪くて、収まってから出勤するので遅刻します。
  • 通勤途中に痴漢されて(痴漢と間違われた)しまって…
  • 自転車(車)のタイヤがパンクして…
  • 目覚ましをかけ忘れてしまって…

「指が折れてしまったので病院に行く」など、後で絶対にバレてしまう嘘はNGです。また「少し手を擦りむいてしまって…」など、それだけで?と思われてしまう可能性のある薄い嘘も怒られてしまう可能性もあります。

大きな心配をかけることなく、大げさなものでない嘘がちょうど良く、上記の7個は言い訳として使いやすいのではないかと思います。

遅刻をしたときのマナーの注意点

遅刻をしたときのマナーの注意点
遅刻をしたときのマナーの注意点

遅刻をしたときの対処法で、してはいけないこと、注意点がありますのでチェックしておきましょう。

遅刻の理由に気をつける

遅刻の理由で絶対についてはいけない嘘が

  • 身内が亡くなった
  • 身内or自分が怪我をした

など、他人の不幸で嘘を付くことです。「身内が亡くなってショックで今日は少し遅刻します。」「身内が怪我をしてしまって、病院へ連れて行っていました」など、人に心配をかけるような内容で嘘を付くことは絶対にしないようにしましょう。

嘘が知られてしまうかどうかの問題ではなく、人間としてのモラルの問題になります。

遅刻連絡に原則メールはNG

「遅刻をしたときの対処法」でも説明したとおり、基本的に遅刻連絡は電話で行いましょう。原則メールはマナー違反とされています。やむお得ない事情がある場合、メールで連絡するしかありません。

その場合は、必ずメールでの報告になってしまったことの理由とお詫びを内容に添えて送るようにして、電話ができる環境になれば電話をするようにしましょう。

早めに行動することを心がける

早めに行動することを心がける
早めに行動することを心がける

遅刻をしてしまったときは、それ以上に怒られないためにも、早めに連絡を入れ、どれくらいで到着するのかをまずはしっかりと伝えて謝罪をすることが大切です。遅刻を繰り返すと、あなたと会社の評価にも影響してきますので、普段から早めに行動することを心がけておきましょう。

大切な商談があるなど、絶対に遅刻ができない日の前日は、晩酌はせずに早めに寝て余裕をもって朝起きるなど、対策をしましょう。