面接時のビジネスマナーによって不採用も！第一印象が大切！押さえておくべき事

就職や転職を考えている方は避けては通れない面接。面接で落とされてしまわないように面接当日までに正しいマナーを学んでおく必要があるので多くの方はマナーについて勉強をするでしょう。

面接時にしてはいけない事について勉強をする方はそれほど多くはないでしょう。面接時のマナーを勉強することはとても大切なことです。絶対にしてはいけないことについても学んでおく事でさらにミスを防ぐことができます。

面接時のビジネスマナーで絶対にしてはいけないことを、それぞれ解説付きでご紹介いたします。

面接のビジネスマナーとは？

面接の際の基本的なビジネスマナーは

• 身だしなみを整える（男女ともにスーツが基本）
• あいさつはしっかりとする
• 正しい敬語を使う
• ドアをノックし「どうぞ」と言われてから入出する
• ドアの開閉はしずかに
• 姿勢は終始伸ばして姿勢良く
• 退室は一礼してから

などが、基本的な面接のビジネスマナーとなります。その他にも「持っていくかばんはビジネスバッグが好ましい」「入室時のノックは3回」「面接室での立ち位置は上座の席の横」など細かいマナーがたくさんあります。

全て覚えるのは大変ですが、できるだけ多くのマナーを覚えられるよう、面接当日までに練習しておくことをおすすめします。

面接時に押さえておくべきマナーについて

面接時は以下のマナーについてしっかりとチェックしておきましょう。

• 受付到着時間は面接開始の時間より10分前
• 受付では「◯時から面接のお約束を頂いておりました、〇〇〇〇（名前）と申します。〇〇様（担当者の名前）にお取次ぎをお願いいたします。」と伝えましょう。（受付がない場合は近くにいる方に声をかけるか、担当者に到着の連絡を入れましょう。）
• 控室では姿勢を正して、静かに待ちます。スマホ操作や書類確認はNGです。
• 面接室に入室する前はドアを3回ノックし「入って下さい」と声がかかってから「失礼します」と言い入室する。
• 入室後すぐに着席はせずに、椅子の横に立って「本日はお時間いただき、ありがとうございます。〇〇〇〇（名前）と申します。よろしくお願いいたします。」とあいさつをしましょう。
• 面接官から「座って下さい」と指示があるまでは、立ったままでいましょう。
• 目は常に面接官と合わせて、恥ずかしい人は面接官の「鼻」や「口元」などに注目して話しましょう。

しっかりとマナーを守って、面接をクリアしましょう。

面接時にしてはいけないマナー①遅刻・早すぎる到着

面接会場の到着時間は5～10分前がベストです。ビジネスマナーでは「遅刻厳禁！早めの行動を！」と口うるさく言われますが、実は、早すぎる到着もマナー違反になります。

もちろん遅刻は論外です。面接時に遅刻をしてしまうとその時点で落とされてしまうことは覚悟しておきましょう。電車の遅延や渋滞など、交通機関の影響で遅れてしまう場合は、遅れる事が分かった時点ですぐに会社へ連絡をして下さい。

早すぎる到着になってしまうと会社の面接の準備の妨げとなってしまいます。

面接時にしてはいけないマナー②挨拶の声がちいさい

挨拶ができない人や挨拶の声が小さい人は「本当にやる気があるのか」「しっかりと仕事が遂行できるのか」と面接官にマイナスイメージを持たせてしまいます。

挨拶は「ハキハキと明るく」が面接を成功させるための基本です。自分から挨拶ができるように心がけましょう。

面接時にしてはいけないマナー③清潔感がない

業種に寄っては清潔感が重要視される仕事もあります。サービス業や営業、受付などのお仕事は特に清潔感がとても重要です。

• 寝癖
• 鼻毛
• 眉毛
• 髭
• 爪の長さ
• シワのあるシャツ
• 衣類・靴などの汚れ

上記の7つには特に気をつけて、身だしなみをしっかりと整えてから面接に挑むようにしましょう。

面接時にしてはいけないマナー④ニオイがある

臭いニオイはもちろん、香水や柔軟剤の香りが強いのもNGです。香りを付ける場合は控えめに、前日ににんにく料理を食べないなどの配慮をしましょう。

面接時にしてはいけないマナー⑤落ち着きがない

• 常にキョロキョロとしていて目線が合わない
• 貧乏ゆすりをしている
• おどおどしている
• 髪や髭を常に触っている

など、落ち着きがない・挙動不審な行動はマイナスイメージをもたせてしまいます。緊張していると、出やすい方もいらっしゃいますので当日の緊張を和らげるために、事前に面接の練習をしておくことをおすすめします。

面接時にしてはいけないマナー⑥癖のある話し方

「〇〇でぇ～」「〇〇なんっすよね～」など、友達と話すような話し方や、そもそも敬語を使っていない話し方などは相手に不信感を与えてしまいます。特にお客様と接する事のある業種では、こういった話し方は絶対にNGです。

面接当日までに正しい敬語をしっかりと学んでおきましょう。

面接時にしてはいけないマナー⑦話を聞かない

面接官の質問の途中に話を遮ってしまうのはNGです。質問は最後までしっかりと聞き、相手が話し終えたところで自分も話し始めるようにしましょう。

質問していることに対して、関係のない違う答えを返してしまうのも「人の話を聞いていない」と思われてしまいます。

中でも多いのが「YES」「No」で答えられない人です。「面接会場までの交通手段は？」という質問に対して「車の鍵がなくて、一生懸命探したのですが無くてタクシーで来ようと思ったのですが、なかなかタクシーも捕まらなくて、結果駅まで歩いて電車で来ました。」と、経緯をダラダラと話してから結論を最後に伝えるのはNGです。

正しい答え方は「電車で来ました。」と簡潔に伝えることです。それから「なぜ？」と聞かれた場合に、その経緯を話すようにしましょう。質問に対しての答えはまず結論から答えて、それから結論に至るまでの経緯などを話すようにしましょう。

面接は第一印象が大切

面接時にしてはいけないことをまとめると

• 遅刻
• 早すぎる到着
• 挨拶の声が小さい
• 挨拶を自分からしない
• 清潔感が無い
• ニオイを発している
• 人の話を聞いていない

です。面接で大切なことはたくさんありますが、その中でも遅刻や早すぎる到着はNGということと、挨拶は明るく自分から積極的にすることです。第一印象がとても重要になりますので、身だしなみもきちんと整えて面接に挑むようにしましょう。