履歴書を作成する際、必ず必要になるのが証明写真です。本人の顔の確認といった意味合いがあるものの、社会人としてきちんとした身だしなみができているか、応募する職場に適した身だしなみなのかなど、かなり重要なポイントを占めています。
履歴書に貼る写真の髪型で悩んでしまう方も多いかもしれません。履歴書で写真撮影時に就職先に好まれる髪型について解説します。
履歴書で重要になるのは、基本的に学歴や職歴、資格といわれています。それら以前の重要な要素を持っているのが証明写真です。冒頭でお伝えしたように証明写真は本人確認の意味もありますが、社会人として正しい身だしなみができているのか、その職種に合ったものになっているのか精査するポイントにもなっています。
履歴書に貼り付ける写真で重要になるのは、髪型です。姿勢がおかしいとか、メイクが濃過ぎる、仏頂面や笑顔過ぎるなどといった部分は基本中の基本なので守るべきポイント。
髪型は各々ポリシーもあるでしょうし、自由なスタイルで撮影してしまうかもしれません。髪型はその人をうつしだす鏡のようなもので、相応しくないと思われてしまうと履歴書の内容が完璧であっても落とされてしまうこともあるほどです。
たかが髪型と思われるかもしれませんが、されど髪型です。この時ばかりは、それ相応の髪型で撮影するようにしたいものです。
履歴書の写真において、好まれる男性の髪型についてまとめてみました。
それぞれ解説していきたいと思います。
男性が履歴書用の写真を撮影する際、髪の毛の色は黒髪がおすすめです。ちょっとだけ茶色いとか、茶髪でないと自分が出せないといった方もいるでしょう。身なりが自由なクリエイティブな職場やアパレル、コールセンターなど外部の人と接しない職場でない限り、染髪された写真はよい印象を与えない可能性があります。
ビジネスの場において、やはり「誠実さ」が求められることから、染髪した状態で写真を送ると、“身だしなみを理解していない”と思われてしまうこと黒髪にしておいた方が無難でしょう。
髪の毛の長さも履歴書の写真を撮影する際に気をつけたい部分です。理想的には、襟足は襟にかからない長さで前髪は眉毛にかからない。顔が隠れてしまうような写真にならないような長さが理想的といえるでしょう。
髪の毛は寝癖のままや、何も手を加えていないボサボサなものは避けましょう。ワックスなどであまりにも奇抜にセットしたり、写真の枠からはみ出してしまうようなものもNG。理想的には、おでこを出したスッキリとしたセットやワックスでナチュラルに清潔感のあるヘアスタイルにセットしたもの。
“そのまま営業に出かけてほしい”と思わせるようなヘアスタイルだと好まれるのではないでしょうか。
履歴書で好まれる女性の髪型についてまとめてみました。
それぞれお伝えしていきます。
女性の場合、やや茶色い髪の毛であっても職種的に許されることが多い傾向です。かなり色が抜けていたり、青や赤、強いメッシュなどは避けた方が無難でしょう。あくまでナチュラルな色合いであることが、履歴書で求められるポイントです。
女性における履歴書の髪型の長さですが、とくに長さで落とされる合格するといった基準はないでしょう。前髪で顔が隠れてしまったり、ボリュームが多い上に長過ぎるといった髪型だと清潔感にかけると思われてしまいます。
ロングヘアの方であれば後ろで結んでいる状態、ショートヘアの方であれば前髪がまゆげにかからないなど、女性であっても清潔感を与えるヘアスタイルを心がけるようにしたいところです。
ヘアスタイルは人それぞれの好みなのでヘアセットは履歴書で左右されないと思われます。自分をよく見せるといった意味では重要な要素になってきます。ロングヘアであれば結べるのでよいですが、ミディアムやボブ、ショートヘアの方はできればスタイリング剤などを上手に利用し、整った印象のヘアセットにする必要があるでしょう。
ボリュームが出過ぎてしまう方などは、抑えたかたちのヘアセットがおすすめです。
履歴書がしっかりと記入されていても、写真でダメになってしまったは本当にもったいない話です。今記事を参考に髪型に注意した写真を撮影できるように心がけましょう。