バイトやパートに応募する際、面接前や面接時に履歴書が必ず必要になります。先に履歴書を送付する職場の場合、内容によって面接に進むか否かが決められるため重要な書類となります。
履歴書には本人希望欄が存在しており、そこにどういった内容を記載すればよいか悩んでしまう方も多いでしょう。バイトやパートで提出する履歴書の本人希望欄の書き方についてお伝えします。
バイトやパートにおける履歴書の本人希望欄の詳細に進む前に、履歴書の書き方の基本をおさらいしておきましょう。
それぞれ解説していきたいと思います。
バイトやパートは就職活動とは違うため、写真についてそこまで厳しい身だしなみが求められることはありません。職場によっては服装や髪型の規定があったり、ヒゲの有無やメイクの濃さなども調整しなければいけない場合もあります。
履歴書の写真において応募する職場で実際に働いている方によせた身だしなみで撮影することが無難ですが、モノトーンの服装と清潔感のある髪型、顔周りでの撮影。正面をしっかりと向いたバストアップの写真を撮影するようにしましょう。
バイトやパートで履歴書を書く際はもちろん、履歴書は規定の専用用紙を利用することをおすすめします。黒字のボールペン、修正も修正ペンや修正液、二重線などを引くのではなく、できるだけ書き直した形で提出することが重要です。
内容がどれだけ正しく記入されていても、青ペンだったり修正液だらけの履歴書だとマナーがないと思われてしまうため注意しましょう。
履歴書の作成で悩んでしまうのが、学歴や職務経歴でしょう。バイトやパートの場合、そこまで厳しく判断されることはありませんので、「中学入学」から学歴は記載し、その欄の下に職歴を記入するとよいでしょう。
一般的に履歴書にバイトやパートの経歴は記入しませんが、バイトへの応募の際に同業種の経験があった場合、それを記入しておくと有利になることがありますので書いてみましょう。
履歴書に資格欄がありますが、とくに無ければ無理に記入する必要はありません。英検、漢字検定など職種に関連しなくても、バイトやパートであれば面接時話のネタになったりするので書いておいても問題ないでしょう。
バイトやパートの時に作成する履歴書の本人希望欄の書き方を確認していきましょう。
それぞれ解説していきましょう。
履歴書の本人希望欄に書くべき内容として、まずシフトの希望欄があります。書き方としては、1週間のうちにどの曜日のどの時間帯に勤務したいかを記入していきます。
具体的に、「勤務可能日:火 水 金 17時以降」と記入してもよいですし、「勤務希望日 週末を含めた週3日が希望」といった形でも構いません。
あまりに曜日と日時を限定的に記入してしまうと、「この応募者が希望する曜日と時間帯は空いていない」と判断された時に落とされてしまうこともあるので注意しましょう。
履歴書の本人希望欄は、あくまで希望です。相手からくだされた判断に従うだけでなく、自分の職種や勤務先の希望を書くことは決してマナー違反ではありません。
都内23区で展開しているショップの本部に履歴書を出す場合、「希望職種 キッチン担当 希望勤務地 杉並区 新宿区」といった形で記入する形です。それ以外の職種や勤務地を命じられる可能性はあるものの、採用側もできるだけ本人の希望に沿う形で提案してくれる可能性はあります。
バイトやパートだからといって遠慮せず、就業後のミスマッチを無くすためにも記入しておくことをおすすめします。
バイトやパートの時に作成する履歴書の本人希望欄に、休暇について記入しておくとよいでしょう。学生であれば夏期休暇、ご家族のいる方であれば長期休暇や年末年始などの長期休暇を希望しておかないと、就業後にトラブルになる可能性があります。
「毎年、夏期休暇は10日ほどいただきたい」など、そういったことを記入しておきましょう。給与についてはあまり書かない方がよいとされています。安い、高いといった折衝は勤務後にした方が無難です。
なんでもいいといった形で本人希望欄を書かず、就業後にトラブルになることも少なくありません。バイト、パートだからと遠慮せず、しっかりと履歴書に本人希望欄を書くように務めましょう。